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執筆者の写真yasuyo

くまのかぁさんのお家の制作①

あけましておめでとうございます

本年のよろしくお願いいたします


人形アニメーションの制作は年末の大掃除で少しお預け状態でしたが、今日からまた再開です。

大みそかは初めて紅白をゆっくり見ました。SPYFAMILYの主題歌になっている星野源の喜劇を字幕付きで聞いていて泣きそうになるぐらい感動してしまいました。私がこれからしようとしている世界観にも通じるものを感じたのかもしれません。


喜劇の曲は家族や結婚についてのテーマなのですが、最後らへんに 「できるだけ暮らそうか」 というフレーズがとてもいいと感じました。向き合いながら暮らしている感じがじんわりと伝わってくる。

今回のアニメーションでは、くまのかぁさんのキャラクターも大事にしていますが、くまの家族が住む家にもこだわりたいなと思って制作しています。帰りたくなる温かな気持ちになるおうち。くまのとうさんが作れそうなおうち。自然ととけこんでいるおうち。それはいったいどんなお家だろうと、理想のおうちを何度もスケッチしたり本や写真を探しました。


最終的に絵本にでてくるような石積みで茅葺屋根のこじんまりとしたお家にすることにしました。くまの家族が生活するための必要最低限の間取りで設計してみましたが実際に板に書いてカットしてみると、くまのかぁさんが小さな印象になってしまいました。家具の大きさやスペースを少しずつ小さくして右上の写真の大きさから一回り小さくしました。家族で眠るスペースも欲しかったので屋根裏にベットをおく予定にしています。


家の中にはキッチンや屋根裏に上がる階段もあります。できるだけリアルに表現したいので階段も登れるようにしています。表面には石粉粘土を貼り付ける予定です。


家の中もアニメーションできるように壁はすべて一枚ずつ外れるようにしてます。眠るシーンを撮りたいので屋根も片側ずつ外れるようにしています。屋根の裏側も写したいので構造上も嘘がないように垂木がみえるようにしています。見えるからには機械で作られた丸棒もくまのとうさんが手で一本一本削ったようにしなければいけません。そして茅葺の材料も和ではなく洋のイメージでつくりたいので探しました。そして最終的にシダ帚のシダで決まりました。できるだけゴミを出したくないのでリサイクルできるように箒を分解したのですが、その作業が思っていたより大変でした。


家づくりはまだまだ続きます。

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